お通しで見かける煮貝
ツブ貝 です
南浜をはじめ新潟では ツブ と呼びますが
標準和名は バイ
日本のでは広く各地で獲れる貝なので
地方ごとの呼び名が多い貝です
新潟でよく見かける ツブ・バイ はこのとおり
そのため漁師同士で会話していても行き違いになることも
南浜では、なるべく「ツブ」と呼ぶようにしています
ツブ貝は南浜沿岸部で一番多く獲れる巻貝です
年間を通して獲られますが
一般には旬は夏から秋と言われています
ですが二枚貝と違って季節での身の変化がわかりにくく
また加熱時間によって食感を変えられるので
旬を気にせず一年を通じて美味しく食べられる貝です!
出汁がでてとっても美味しい貝ですが
下ごしらえから仕上げまでがとっても大変!
先にお伝えします!調理済みがオススメです!
調理にチャレンジしたい方は
ぜひ下記をご参考にどうぞ
下ごしらえは泥吐き!
南浜のツブ貝は海底の泥地に住んでいるので
貝殻や体内に泥がついています
1)活きが良いうちに塩をかけて30分以上放置泥を吐き出させます
2)貝殻同士がぶつかるように、ちょっと乱暴に洗います
これを2~3回くりかえします
洗った後の水がきれいになったらOK
次は調理液で煮るのですが加熱時間が大変!
コリコリ食感仕上げは沸騰してから30分
柔らかい食感仕上げは沸騰してから1時間以上
次いで味が染みるように冷やして1晩ねかせます
これで完成!
手間をかけた分、美味しく仕上がります!
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